世界一の教育国・オランダが実践する「まったく新しい小学校担任制」

「担任ハズレ」が生まれないオランダの複数担任制度

日本の小学校では、ひとり担任制が当たり前ですが、オランダでは違っているそうです。

オランダ在住ライターの倉田直子さんは、娘さんをオランダの小学校に転入させる際、「月曜日と火曜日がA先生、水曜日から金曜日がB先生の受け持ちになります」と言われ、とても驚きました。なんと曜日で、担任の先生が変わるのです。

オランダではワークシェアリングという、仕事を雇用者同士で分け合う事で各々の労働時間を短くするシステムを積極的に推進しており、そのシステムは学校の先生たちの仕事にも浸透しています。

 

複数担任制のいいことあれこれ

勤務日などに関して教師にもメリットのある複数担任制ですが、肝心の生徒や保護者のほうにはどんな影響があるのでしょう。

1.両名が同時に立ち会う面談は、両先生が共同でつけてくれた成績表をもとに行われるので、ひとりの教師の意見のみに偏ることがない。

2.子供がひとりの先生が苦手な場合でも、もうひとりいるので学校を嫌いにならずに済んむ。

3.ひとりの先生の指導力に疑問があっても、他の先生でカバーできる。

4.ひとりの先生が辞める場合も、もうひとりが担任のままなので、生徒たちにとって「がらっと環境が変わる」「先生との関係を一から築き直す」負担が最小限で済む。

このようなメリットがあるようです。

日本のひとり担任制は先生の負担がとても重くなりがちですし、先生にとっても生徒にとっても複数担任制はいいことづくしですね。今後日本でも働き方改革により複数担任制になる日が来るかもしれません。しかし、親からすれば信頼出来る先生であるかということが一番重要だと思います。

 

世界一の教育国・オランダが実践する「まったく新しい小学校担任制」(倉田 直子)

日本の公立小学校で、担任の先生が誰になるのかという問題は、親にとっても子にとってもとてもシビアな問題だ。いい先生なら「当たり」、合わない先生なら「外れ」として、1年間なんとかやっていくしかない。しかも、小学生高学年は担任がつける内申表が受験などに関わることも多い。貴重な小学生の学びの時間のはずが、学びに集中できない環境を作らないようにするにはどうしたらいいのか。「世界一の教育」とユニセフの統…