JAXA野田篤司さんに聞く不可能を可能にするアイデアの育て方と議論の作法

野田篤司さんは宇宙航空研究開発機構(JAXA)のエンジニアで、未来の宇宙利用について日々考えているそうです。例えば、昨年8月に特許を出願しプロジェクトとして動きはじめた人工衛星の大きさは、なんと10センチメートル角。しかもその衛星の中から、さらに小さな衛星がたくさん出て色々な働きをするとか!考えただけでワクワクしてきますね。

そんな野田さんの、アイデアを上手に育んだり、難しい問題を乗り越えるための姿勢や議論の仕方について。

まずは「教科書に書いてあることを信用しない」ということ。教科書には本当のことが書いてあるのだけど、それが全てではない。教科書には、「今までの乗り越え方」が書いてあるもの。今まではそう解決してきたかもしれないけど、だからと言って教科書に書かれていないことが解決不可能かどうかということは誰にもわからない。誰も考えていないことや、さらに難しい問題を解決する方法がないのか、ということを常に考えている。

教科書以外に答えがあるとすれば、その答えの探り方や考え方ってどうしたらよいのか?

問題を「一人で考えているんじゃない」ということ。

例えば、チームを編成して、みんなで「ここが問題だよね」とか「どうやって解決しようね」と議論を延々とやって、だいたい答えは帰った後の風呂なんかで思いつく。

議論の場で答えが出てくるのではなく、緊張してみんなで議論した後、緩和したときに答えが思いつくもの。

ひとりで考えても、良い答えが見つかるとは限りませんので、アクティブラーニングの重要性がわかりますね。

ミライエでは、アクティブラーニングを取り入れ、コミュニケーション力を高めるカリキュラムになっております。

大事な事は教科書にのっていない事の方が多いですね。

みなさんも気になることを周りの方と話し合ってみてはいかがでしょうか

 

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