2020年大学入試センターから変わる

2016年3月31日、文部科学省より、高大接続システム改革会議「最終報告」が公表されました。

新しい大学入学者選抜が実施されるのは、平成32年度(2020年秋・冬から2021年3月にかけての大学入試のことです)からです。
2016年度の中学2年生以下の生徒・児童が、新・大学入試の対象者になります。

「高大接続答申」では、「生きる力」や「確かな学力」を育むために、高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の改革が必要であるとしています。
ここで重要視されているポイントは確かな学力とは下記の三要素から構成される力のようです。

【確かな学力】
●主体性・多様性・協働性
●思考力・判断力・表現力 
●知識・技能

今までの丸暗記で対応できる「知識」はごく一部となり、「課題を解決するための思考力」や、「主体的に学習に取り組む態度」を身に付けているかどうかを評価する
内容とされています。

大学入学者選抜改革ではこれからの時代を生きる一人一人が、十分な知 識・技能と、それらを基盤にして答えが一つに定まらない問題に自ら解を見いだし ていく思考力・判断力・表現力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を 育んでいくためには、高等学校教育から大学教育への間に位置する大学入学者選抜 の改革が不可欠である。

プログラミング教育は、知識だけでなく、新しい試験のポイントである自主性、論理的思考力を小学生・中学生のころからプログラミングを始めることで、自然に身に付けることができると注目されています。
ミライエのカリキュラムもより「確かな学力」高められるように工夫されています。

参考:文部科学省高大接続システム改革会議「最終報告」の公表について (PDF:1576KB) PDF